小学生になる息子の話です。
先日自由帳に四角の迷路を沢山書いてきて(ラーメンどんぶりのような)
「おかあさん、これめっちゃムズいから」
とドヤ顔してきた息子。それがこちら↓
見た瞬間、思い出しました。
私が小学生のころ、クラスの男子は皆こぞって自由帳に迷路を書いては友達と見せ合っていたことを。
それはとても細かく、どこがスタートでゴールなのか、行き止まりなのか線が重なっただけなのか、もう本人にしか分からない世界。
見せ合う。そして興奮し合う。
盛り上がる10分の休み時間。
そんな彼らの姿を眺めていた当時7歳の私。
何が楽しいのか、何がそんなに興奮するのか、理解し難かった10分の休み時間。
あの光景が、一瞬にして浮かんできました。
息子が作る迷路はまだ単純なもの。これからどんどん複雑化していき、その迷路をやるよう息子から指示され、興奮させられる日が、もうすぐそこまで来ている。
どきどき、、、笑
迷路作りに一定の達成感が得られたら、今度はノートの隅にパラパラ漫画を作り出すはず。
練り消しに没頭する日も、きっと来る。
私が冷静に眺めていた、あの時の男子はどんな大人になったんだろうなんて思っていたら
「ねぇみて、これめっちゃヤバくない?全部行き止まりなの」
息子よ、それは迷路とは言わない。
確かに、めっちゃヤバい。迷路にすら入れない。そして謎の29。
突然始まった迷路作り。
私にも、その魅力が分かる日が来るのだろうか。
息子が本格的な迷路を作る時が来たら、何か、分かるのかもしれない。