小走りな日常
普段のこと

今回は手足口病だった話

毎年クリスマスが近づくと必ず【家族の誰かが体調を崩す】のが定説化している我が家です。

息子が熱を出したり、娘が熱を出したり、二人とも熱を出したり、、、

毎年母は思う、「ケーキはもう頼んであるんだから、せめて一口は食べてくれ、、」

楽しみなクリスマスではあるけれど、風邪を引かぬよう、気を張って過ごす時期。今年は大丈夫なのでは!と思っていたけれど。

「ようちえんでころんだの。だからてがぶつぶつなの。」

クリスマス3日前、娘のこの一言がどうしても納得いかなかった。転んで手を付いた跡が、今もこんなに残るものなのか???いつも転んだ時はすぐに言ってくるのに。そして更に娘はこう続けた。

「おくちのなかがいたいから、もうたべられない。」

口の中を覗くと、確かに、口内炎のような、、でも、何個かありそう、、、え?これ口内炎?

ひっそりと脳内に【手足口病】という文字が浮かび上がってきた瞬間。何度となく検索しては手足口病の画像や症状を読み漁る。幸い、熱はなく、機嫌も普通。様子を見るしかない、と思っていた翌日には膝、肘に発疹が表れ、脳内の隅にいた【手足口病】はもう脳内のセンターポジションに躍り出てきました。

もう9割手足口病なのだろうと思っていたけれど、万が一、違っていたら大変なので小児科へ。手足口病が流行する時期は夏。看護師さんも「え、この時期に、、?」と呟いておられましたが、先生はすんなり、きっぱりと「はい、手足口病ですね」と即決でした。

しかも「今年診察してきた中でも、酷い方です。かなりの重症です。」とさらり。

そんな診断を聞いていたのか、娘の発疹は赤みを増し、足裏にも出現、口の中の発疹も大きくなり、食べられるものが限られていきました。

痛くてあるけないので、常に不機嫌。お風呂なんて浴室のタイルが痛すぎて号泣。超特急でお風呂を済ませる日々が続きました。発疹はまだ出続けるのか、小児科の先生も「、、、どうかなぁ」と苦笑いするほど予測不可能。クリスマスは明後日。やはり今年もダメだったか、、、

もう諦めムードだったクリスマス当日。サンタさんからのプレゼントにテンションがあがったのか、発疹の痛みを忘れて過ごすことが出来た娘。手のひらと口の中に発疹が出来始めたのが最初だったからなのか、「もうおくちはいたくない」とのこと。この夜久しぶりにちゃんと食事をしている娘の姿が見られました。ケーキも無事に完食。よ、よ、よ、良かった。。。

数日後、3歳年上の息子にも手足口病の洗礼が来ましたが、あまり症状が出ず、痛いと笑いながら家の中を歩く。その姿はまるで踊っているかのようでした。

子供達が体調を崩すたび、そして体調が回復していく姿をみるたびに、「やっぱりうるさいくらいが丁度いい」と心から思います。風邪を引いているときの静けさは、苦手です。ずっと無言で何に対しても”無”だった子供が少しずつ話し出して、笑い出して、ふざけだしたら、完全復活の証拠。そこでやっとこちらも肩の荷が降ります。何度繰り返しても、子供の体調不良には慣れません。そしてまた、私はクリスマスの時期が苦手になりました。2024年、今年こそは、、、、

(と思っていた矢先、今年2回目の熱を出した娘。ちょっと、ペース早くないですかね??熱にうなされて涙目になっている姿、とんでもなく熱い小さな手。もうこちらの心が持ちません。。。早く良くなれーっ!!)

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