小走りな日常
普段のこと

海に眠るダイヤモンド

「てっぺーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!」

毎週日曜、私はずっと叫んでいた。

ドラマが終わって一週間。こんなにもまだ引きずるものなのか、いまも

「てっぺーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!」

のまま、あと二日で2024年を終えようとしているのである。

SNS見ては泣き、主題歌を聞いては泣き、ネット記事を読んでは泣き。

先週、最終回を終えた4日くらいは、気づくと色んなことを考えてしまって、常に涙ぐんでいた。

何とかならなかったのか、幼馴染だもの、一島一家だもの、みんなで、、、

ディレクターズカット版が見たくて初めて登録したティーバーで見返してはもどかしい気持ちになりながらも、また、涙、涙、涙。

野母崎で暮らした彼の晩年が、穏やかだったことを願う。リナのように、新聞や雑誌に載る彼女を遠くから応援していたと思いたい。そして彼が働いていた肥料工場が、巡り巡って彼女の人生の役に立っていますようにと、祈る。

長崎に行ってみたいと昔から思っていた。ちゃんぽんが好き、カステラも好き、軍艦島も見てみたいと思っていた。

益々行きたい、長崎。

ちゃんぽん、カステラ、野母崎、浦上天主堂、端島。

もう、軍艦島とは呼ばない。

呼べない。

あの島は、端島。

気張って生きるのだ、わたしも。

鮮やかな色のストールを身にまとい、堂々と、街を闊歩する。そんなおばぁちゃんになるのだ。

脚本家、野木さんが今作を【掛け値なしにたった一人を思い続けたという物語】とおっしゃったそう。

今作も世界観に浸かり、感情を大いに揺さぶられながら、いろいろな考えを持つことができました。

和尚のお話、もっと聞きたかったなぁ。

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